京都奈良ぼっち旅行記「庭の旅」2日目「修学院離宮から叡山電鉄沿線の庭」

「修学院離宮」から季節限定公開の「白龍園」「瑠璃光院」そして一番好きな庭「円通寺」

最終更新日:2017年8月17日

さて2日目
今日は事前に予約した修学院離宮

身軽にホテルを出る
いつも連泊ってあまりしないけど、昨日は約8kgの荷物を背負って廻るのが流石にちょっと苦痛だった

修学院離宮

出町柳から叡山鉄道「修学院駅」へ
駅からは徒歩15分くらい
まずは受付をしてから中に入って休憩所へ
休憩所はお手洗いと自販機があり、小さなお土産エリアにはここでしか買えない修学院離宮オリジナルグッズがある。

参観者はおそらく定員ギリギリの50人。

修学院離宮は、田んぼも後ろの山も修学院離宮の所有。
景観を守る確実で最後の手段、周りも全部自分のものにしちゃう。
何十年も前にこの決断をしてくれたから、私たちは今もこの離宮をみることができる。
その証拠に、離宮の前は直前まで民家。普通の住宅街となっている。

一番最初の門をくぐったとき、いきなり目の前に広がる庭園と比叡山。
圧巻。

下の茶屋から中の茶屋、上の茶屋まで、結構登る。

やっぱり凄いのは上の茶屋の浴龍池(よくりゅうち)
水をせき止めて作った人工の池。
名前のとおり、龍がいてもおかしくない
江戸時代の人は重機もないのに、城の石垣を組んだり、海を埋め立てたり、川をせき止めて池を作ったり。
凄い。
約1時間で廻って解散


中の茶屋から上の茶屋にむかう途中で見える水田
後水尾天皇は水田やそこで働く農民も「景色」としてとらえ、実際に専用の農民を雇った。
現在も田んぼとして活用され収穫もされている。

浴龍池








奥に見える刈り込みが「大刈り込み」
水をせき止める「ダム」を隠すとともに景色としている。


天下三名棚のひとつ「霞棚」
桂離宮の桂棚も、醍醐寺の醍醐棚も一般公開されていないので、見ることができる唯一の棚。

白龍園

叡山鉄道出町柳で入場券を購入。叡山乗り放題付きで2,000円。
今日は叡山鉄道を乗ったり降りたりする予定なので、一日乗り放題券はお得。

非常に珍しいお庭。
普通は作庭家や造園屋さんに丸投げする。

私も、実家の庭をつくった。
庭といってもとても小さなものだけど、約1ヶ月の日数と資材費だけで100万円弱かかった。
お庭をつくるのは本当に大変。
維持をするのは作るのとはまた違う大変さがある。
実家の庭はほぼ放置。
年に一回くらい実家に帰ったときにお手入れをするけど、基本的には放置でもそれほどひどくならないようにつくった。

白龍園は、株式会社の社長さんが私人として自分たちだけで作ったお庭。
庭師さんは5名。
この規模で5人だと現状維持で精一杯だと思う。
奥の方とか横の方とか、結界で行き止まりになっているところがある。
まだまだ拡張できる。

庭をよく知っている人からすると、やっぱり普通のお庭とは違う。
庭園というか山荘といった感じ。
自然がすごくいい。
山の中にあるお庭。

奥の方にいくと神社があり、そこだけ撮影禁止。
神社の下の沢から聞こえてくる奇妙な音
それでいて心引かれる音
「河鹿蛙(かじかがえる)」
とてもいい声
なんとも言えない味わいがある
河鹿蛙は穴の中で鳴くので、姿はみえない
蛙だと知らなければ、どこからかなんだかわからない音色が聞こえてくるように思える
ずっと聞いていたい

ぶれてるけど「カジカガエル」の姿がみえた。
5cmくらいかな。


「カジカガエル」はこういう穴の中で鳴いているから姿をみることはあまりない。

ここは苔が素晴らしい
いろいろな種類の苔が元気に生えている
きちんと手入れされていないと、こんな素晴らしい苔庭にはならない

最後に白龍園のお茶屋さんでぜんざいを頂いてお別れ

白龍園は親しみの持てるお庭
また来よう
FaceBookもチェックしよう

円通寺

予定には入れていなかったけど、やっぱり外せない円通寺
今までは車で来ていたけど、叡山電鉄でも行けるのね

一番好きな庭

やっぱりいい

石の意味とか、配置とか、そんなことを考えない
ただそこに座っていたい
そんなお庭

十数年前には、お庭と借景である比叡山の間に高速道路を作る計画があり、借景が壊れてしまうかもしれないと気にされていた。
今回訪れても借景は無事だった。
どうやら、高速道路計画は完全に廃止となったらしい。
本当によかった。
関係各者の努力の影響もあっただろう。

30分以上ただぼーっとひとりで座っていた
今度は1日中ここに座るだけの旅をしようかな


裏からみた円通寺のお庭。
まわりは普通の住宅・・

実相院

円通寺を出たら実相院へ
岩倉具視ゆかりのお庭
タクシーもないし、もう歩いて行っちゃおう
普通の人にはおすすめしない
3km以上ある
ちなみに普通の京都旅行の方は、ここで妙満寺に行くことをおすすめします
円通寺から1.5kmもないと思う
京都雪月花三名園のひとつ「雪の庭」があります
道成寺伝説で有名な「安珍・清姫の鐘」もあります
が、私は今回スルー

実相院に到着すると観光客がちらほら
ここは床に写る紅葉で有名
真っ赤な秋もいいけど
新緑の緑もいい
美しい
撮影禁止なので是非自分の目に焼き付けて

びっくりしたのが、枯山水のほうのお庭が変わってる。。
アヴァンギャルド
こんなお庭みたことない
これはこれでいいかも
じーっと座って庭と自分と向き合うってタイプの庭ではないけど



ちょうど蛙の季節
白龍園のカジカガエルの声も聞こえたけど
実相院のモリアオガエルも鳴いていた
そういえばモリアオガエルは白龍園にもいるらしい


カエルのたまご

瑠璃光院

最後に比叡山口から徒歩5分にある瑠璃光院へ
恥ずかしながら、ここは存在を知らなかった
約15年前、こんなところ公開してたかな?

今回は特別拝観をやっているということで来てみた
拝観料2,000円!
でもその価値はありました

とてもよかった
ただ窓から見える景色が綺麗すぎて、にわかカメラマンばかり
自分も他人のこと言えないけど、なんか落ち着いて庭を鑑賞するって感じじゃない
庭をみてると後ろの方でカメラを構えた人がどいて欲しそうにしている
以前も写真を撮る人はいっぱいいたけど、この10数年で爆発的に増えたと思う
SNSとかにアップしたいんだろうな
本当に、他人のこと言えないけども・・
撮影禁止なら撮影禁止でいいとおもう

ついでにお抹茶
京都にきたら一度はお呈茶を頂くことにしている
呈茶1,000円 お茶菓子「八瀬氷室」、抹茶「初昔」
ちょっと高めだけど、「八瀬氷室」美味しかった
「初昔」もよく合っていた

ちなみに御朱印はセルフサービス
御朱印集めるのはとっくにやめたけど、これは珍しい

さいごに

今日も歩きすぎた・・

距離:27.65km
歩数:34,726歩
消費カロリー:4,089カロリー
アクティブな時間:252分

今回の旅は京都3日、奈良2日の予定
京都は明日で最後
行きたいところばかりだけどどうしよう

先斗町にある甘味処の「長竹」さんに行こうと思ったけど混んでそうだったので変更

疲れたので三条にある有名な「京はやしや」におっさんひとりで入って
季節限定抹茶パフェ ほうじ茶付き1300円を頂いた・・
美味しかった

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